第3日:ほんじつの机

阿寒町の古民家を改装した宿についたよ。ストーブと扇風機が置いてあるよ。ストーブを選択したよ。

本日の走行距離 279.5 km なり。

本日は 4 地点にて

地球から数字を頂きました。

第3日:阿寒町へ

ちょっと隣まで移動

の感覚が 名古屋〜東京間くらい・・・。

あいにくの雨となりました。さぶい・・・。

昨年重力測定した地点にさしかかったので チェックのため 昨年のフィールドノートをたよりに 同一地点で測ります。

第3日:一等重力点

国土地理院が精密に重力を測定した点が 新千歳空港にあるので 今回の測定の基準点として利用させていただきま〜す。

飛行機が発着するたび(?バスが通るたび?)に 重力計内の目盛りがグラグラ揺れて なかなか測れません。地下もぶよぶよなのか?

利用しづらい一等重力点でした。

第2日:ぼっち作戦会議

地図を船内に持ち込むのがめんどうだったので

PCに取り込んで

今回の観測点と道順の検討。

机の上で

「ここへ行く!」

と決めて

現地に行ってみると

「おいおいおい・・・。」

なこともよくあるよ。

しっかし 運転しなくても機材とともに移動できるのは とってもたすかるなぁ。台風来なくてよかったなぁ。

恐竜の時代体験バスツアー

今年の野外教室「恐竜の時代バスツアー」無事終了したよ。参加したみなさんおつかれさま。

今年で14回目(たぶん)

今年は参加募集開始直後から申し込みが殺到したので過去最大人数を受け入れてみたよ。バス全席埋まった。点呼とりやすかった。誰ひとり遅れることなく常に数分前に集合・移動が完了するという らくちんな引率でした。

これで単位とれるわけでもないのに 楽しみつつ真剣に参加してくれる学生がこんなにいてくれること。誇りにおもうよ。さんきゅ〜!。

毎年忙しい時間を割いて相手をしてくれる 福井県立恐竜博物館の寺田和雄博士にはほんとうに頭が下がります。ことしも全方位から飛び交う参加者からの質問に すべて答えてくださいました。本物から直に答えていただいた経験は 一生の宝物となります。いつもありがとうございます。

オーバーフロー

今週は

8コマコーギ(オムニバス2つ出動!)。

じぶんが司会の会議+2つ会議。

主任のおしごと。

「・・・のご相談」という命令メール。

「・・・していただければ幸いです」という断れないメール。

複数書類の提出期限(ためたじぶんがわるい)。

野外教室の各方面への手配と書類作成。

あたまがまっしろ(内も外も)である。

 

ぜんぶやったとして

 

なにひとつ研究が進むわけではないところがゾッとする。

合格!?

申請していた研究計画が審査を通過したよ!

2年間干されたけどね。

科研費という わが国最大規模の競争的資金制度だよ。税金によってなりたっているわけだから たいせつに使わせていただきますよ。

この国では この補助を受けているあいだは まともな(?)科学者として活動させていただけるので 金額よりも まずはそっちのほうがうれしいかな。

本の原稿

本学の先生がたと始めた持続学のコーギが

本になるよ。

ってか 本にするために 七転八倒しているよ。コーギで言ってるひとことひとことについて いちいち裏をとっていたら 途方もなく時間がかかり 今日も編集社さんからの取り立てメールに怯えているよ。

図もじぶんで描くよ。今回ははじめてiPadとApplePencil導入!

キツいけどおもしろい!!

文科省出張

この国の活断層ひとつひとつの成り立ちを詳しく調べ

文書で公表していくための会議に参加しているよ。

地表付近を観察してこられた先生がたにとって 明らかに断層構造が続いていると考えられてきた有名な活断層でも 実際に地震が起こる地下を調べてみると その源となる運動の痕跡がなかなか見つからないことがあるよ。

こんなときは みなさんに説明する文書をどのように書けばいいのか 延々と議論がループしているよ。。。

まにあった。

7,000枚レポートと1,200枚答案。

がんばったひとほど高い評価になるように 全力で格闘したよ。

五ヶ月間呼びかけてきたハードルを 越えようとしなかったひとには つらい評価となってしまったけれど それもふくめて僕からの最後のメッセージです。

 

コーギ室が一瞬 熱気とともに静まりかえったとき(いつもそうだとうれしいケド(爆))

逆に 僕の伝えたいことがうまくとどかず みんながつらそうなとき

この短い時間で せっかく集まってくれたひとたちに なにか残るものを置いていけないだろうか 考えていたよ。

 

期末試験で みんなのエンピツコツコツの音を聴きながら

すこし対立したけれど さいごは見違えるように成長したひとを観ながら

しっかりつくり込まれたノートを覗きながら

「ありがとう」

とおもったよ。なんか変だけれど 「ありがとう」とおもったよ。

 

正直に言うよ

この大学は 卒業したからって みんなからちやほやされる大学ではないよ。そう言う時代でもないよ。

けれどここでガッツリ成長したひと なにかひとつでもコレにはハマったと言えるひとには 自信と誇りをもって 巣立っていける場所だとおもうよ。

 

これからも

いっしょに成長しようぜぃ!!